2018.11/22
「道具づつみ」のいろいろ
今月末から開催の「つちや織物所 道具づつみ」展に出品の品々をご紹介します。
まずは手紡ぎ綿をつかった猪口づつみ。糸の一本一本に風合いがあります。
赤い点々の入った生成りの布は、紐を結ぶと捻り文様があらわれます。なんとも可愛らしい…。
同じ手紡ぎ綿でも色々はパターンがあります。どれも土屋さんらしい配色。青と深緑のものは草木染めだそうです。
組紐を結んだところと、解いたところ。
こちらは茶碗づつみ。2辺が綴じられており、両端を茶碗の中に織り込む仕様です。
布作りは糸の蓄積のため、デザインには無限のパターンがあるのだそう。
続いては、「ハチオリシリーズ」と呼んでいる布で作った猪口づつみ。
機械織りですが、手織りの風合いがしっかり感じられます。
形は両端をパタパタと織り込むシンプルなもの。朱・ダークグレー・アイボリーの3色、手織り綿に比べるとお値段も抑えめです。
今回の道具づつみは、包むもののサイズや形に応用が利くようデザインしています。
包みたいものをお持ちいただいてお試ししてみてはいかがでしょうか。
酒器類や伊万里系の猪口なども合わせて展示します。
つちや織物所ホームページ
http://www.tsuchiya-orimono.com
以下より土屋さんが主宰される奈良テキスタイルの紹介映像がご覧いただけます。
https://youtu.be/Dl7PDidLWhc
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つちや織物所 道具づつみ展
2018年11月30日(金)〜12月6日(木)
11:00〜18:00
会期中無休・最終日は17:00まで
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