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2012.8/21

MIHO MUSEUM


MIHO MUSEUM入口の蓮の花

夏休みを利用して滋賀県のMIHO MUSEUMに再度行って来た。初めて友人に車で案内してもらってから二度目の訪問なのだが、常日頃、この美術館の事を娘やお客様に話をしていたので今回は一緒に同行した娘の希望です。
暑い夏の日でしたがJR京都駅付近から、名神→新名神高速を使うと約1時間のドライブです。

この美術館は山の中にあるのでとても気持ち良いです。石山駅から美術館行きのバスも出ています。


この美術館の特徴は作品の見せ方です。従来の同じ明りの下で並行に並べられている美術館と違い、陳列が綺麗です。
これは本当にプロフェッショナルか作品の事を理解した人の陳列で、作品への愛着が偲ばれます。また所々に創設者の言葉が現代美術の河原 温のデジタルのように心に残ります。
熱海のMOAと感じやロケーションはやはり似ておりますが、最大の違いは実はレストランです。何を食べても本当に美味しく、いつも感心させられます。多分私の知っている限りではダントツに一番だと思います。(他の美術館内のレストランは結構後悔させられる?レストランもあるので)
パンや豆腐などもたいへん人気があり、沢山の人がお土産にします。やはりお客様も十分承知しているらしく、レストランはいつも込んでいますが待つだけの価値が十分に有り、ほぼ一日遊べ、作品もたいへん印象に残り、豊かな気分にさせられます。
 今回、沢山の美術館を回りましたが帰りの新幹線のなかでどこが一番印象に残っているかと娘に聞くと「ミホ」と即座に返ってきました。国立や市立の美術館は本当にお客様をよぶ気があるのかと思うほど何にも努力しません。私立は歴然とした差があるように感じます。現在は美術館も商売です。どこの国に行っても日本のように人は入っていません。ロケーションや入場者を見ていると、本当にもったいないような気がします。でもこんな事を考えるのは商売人だけなのでしょうか?
でも美術館の入場者はリピーターがほとんどなのではないでしょうか?入場料だけの収入では無理があると思います。仕事柄、良くお客様と美術展の話しをしますが、結構休み所の問題や食事の件は出てきます。又、今までに一度も美術館等に行った事のない人も結構いるようです。それは多分何か足りないのではないのでしょうか?  まぁ色々書いてしまいましたが人の事は良く解るんですね! スミマセン!

春・夏・秋の季節開館なので行かれる前に下記HPから開館日を確認された方が安心です。
※春季:3月中旬~6月初旬/夏季:7月中旬~8月中旬/秋季:9月初旬~12月初旬
MIHO MUSEUMhttp://www.miho.or.jp/japanese/

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