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2012.7/7

安東の風景(李朝水滴)


李朝染付山水文六角水滴

この小さな水滴を見ていると韓国旅行で立ち寄った安東の風景を思い出す。本当に美しい村で最近は日本からの観光客に人気のある場所です。
以前にファンジニと言う題名で、実際にいたキーセンのテレビドラマがありましたがその時の撮影場所にも選ばれた所です。そのドラマの主人公のジニの師匠である先生が、伝説となった鶴の舞いを踊って見せ最後に崖から身を投げ自害するシーンがありますが、この水滴を見ていると、どうしてもその安東のその撮影現場を思い浮かべます。
私が店を出す前に近くの先輩業者が「骨董というものは、安くても良い物が沢山ある」と、ある会話のなかで使われ、その言葉のフレーズが今でも脳裏に焼き付いております。多分この「良い物」とはこのような事の意味なのでしょうか?
骨董品のコストパフォーマンスは聞いたことがないけれど、個々には確かに存在はするのですね。

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