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2011.11/20

石山寺

紫式部ゆかりの古刹で「石山の秋月」として近江八景のひとつに数えられる石山寺に出掛けて行った。
京都に良く面倒を見てくれる友人が出来るまでは、余り滋賀県や近江の事は知らなかったのですが
最近は年に数回、京都に出掛けた折りには必ず寄る様になっていて、滋賀県の魅力にハマっている。
大体ほとんどの人が思っているより京都から近い。
ガイドブックを買い、石山寺に初めて行ったが本当に素晴らしく情緒のある寺で、
静寂で美しい境内は良く手入れされていて、花がたくさん有るので、
紅葉以外の時期に行っても良い。
紫式部が源氏物語の構想を練ったとされる、源氏の間や月見亭があり、
現在は修理中ながら日本最古の多宝塔などがあり、奈良時代からの歴史を所々に感じさせてくれる。


1192年 源頼朝の寄進によって建てられ、慶長年間に大修理が行われ現在の姿となり、重要文化財に指定された。
     

東大門からまっすぐに伸びる参道の両側には霧島つつじが植えられ、毎年4月下旬に見ごろを迎えます。また春は桜、秋は紅葉で美しく彩られらしいが、この時期は11月の紅葉前で、花の一番ない時期の参道の様子です。



滋賀県最古の木造建築物とされる本堂。蛙灰石と呼ばれる巨石の上に建てられて、そのことが石山寺の名称の由来となっています。内陣は平安時代中期で、外陣(礼堂)は慶長7年淀殿の寄進により増築されたと言われている。本堂の横に紫式部が源氏物語の構想を練ったとされる「源氏の間」があり、現在人形劇のように人形が再現されているが、これはがっかりもので、無い方が良いと思いました。


本堂内から見た景色。



鎌倉時代の宝篋印塔(ホウキョウイントウ)で、四方に四国八十八か所と同じ土が埋めてあり、これを回ると八十八か所を巡ると同じ功徳があると言われている。

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