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2018.7/30

猿投山茶碗

原点へと立ち返らせる、焼きものの「初心(うぶ)」な姿。 平安から室町にかけて、東海地方で焼かれた日用雑器で、人の暮らした集落だけでなく、 山中のゴミ捨て場である物原から大量に出土したことが名前の由来。 当然、なんのて...

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2018.3/17

茶入の仕覆

都内某百貨店から、お客様ご愛蔵の常滑茶入に仕覆制作のご注文を頂きました。 既に仕覆が添えられていますが、時代を経ているので取り出す度に、扱いが慎重になられます。そして、折角、自分のものになった茶入に自分が仕覆を誂えたいのだと。ごもっともなお気持ちで...

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2017.12/16

祥瑞盃の仕覆

お客様から、ご自身が愛蔵されてきた祥瑞の盃に仕覆のご注文を頂きました。 染付の色と女性の片手掌にも、しっくりおさまる程よい大きさ。茶器ではなく酒器なので、堅苦しくせず東南アジア(19世紀末頃)の裂を合わせてみました。 一枚の裂の中に、山吹の縞...

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2017.6/6

青花の会骨董祭2017

今年もまた、青花の会骨董祭のシーズンがやってまいりました。昨年度はどの会場にも、開店前から沢山のお客様で行列になってしまい、ご迷惑をおかけしてしまいました。 本年度は、少しでも混雑の緩和のために、6月9日の夜から青花の会員様と招...

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2016.10/18

メールニュース配信開始のお知らせ

この度、メールニュースの配信を始めることにいたしました。 初回の配信は、10月末~11月初めを予定しております。 ご希望の方は、メール件名を「メールニュース配信希望」とした上で、以下の情報をinfo@otsuka-art.comまでお送り...

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2016.10/8

工芸青花6号掲載 李朝白磁角瓶

(撮影 菅野康晴氏) 工芸青花の第6号が先日発刊され、精華抄のコーナーに李朝白磁角瓶をご掲載頂きました。 「 角瓶と呼ばれる方形の瓶は、李朝中期から後期にかけて造られた。通常の面取技法とは異なり、平らな陶土板を組み立てた後、肩部にのみ...

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2016.6/30

李朝瑠璃印刻草花文瓶

李朝の清々しい瑠璃の瓶です。 李朝は染付で絵付けをした物が多いですが、瑠璃の物も多いです。 青く発色する呉須をただひたすらに塗ったものと、印刻彫塑して呉須をかけ、濃淡で文様がはっきりと浮かび出るものとあり、刷毛目が水の流れのようにも見えます。...

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2016.3/23

青花の会骨董祭 出展者決定 

(初期伊万里 白鷺文陶片 窯ノ辻窯) 以前に告知した新潮社主催の骨董祭の出展業者が決定いたしました。今回は一回目という事で若手の二人にまず声をかけ、そこから紹介続きでメンバーが決まりました。途中、会場の規模拡大が決まり、若手からベテラン...

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2016.3/8

今週の店内

先日告知いたしました、新潮社主催の青花の会骨董祭の準備で、会場の下見、什器の手配やイベントの提案などでスタッフ一同、大忙しの一か月間でした。 ようやく一息つき、店内の模様替えを終えたところでBLOGの更新も思い出しアップいたしました。よ...

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2016.2/3

青花の会 骨董祭 2016

新潮社青花の会主催の骨董祭を本年度6月4日~5日に開催することになりました。第1回ということもあり、新潮社のお膝元である神楽坂の駅前のla kaguを中心に展開する予定です。 最近は各地で骨董市が行われていて、それぞれ出店業者が特色を出し、...

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