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2011.6/26

夜咄(よばなし)

16日のブログに書いた志野織部のミミズクの香合。

仕覆一揃いをお稽古で作りました。


(御売約済)

その際、裏千家の御免状もお持ちの仕覆の先生は、「夜咄の茶会に最適!」と感嘆しきり。

先生に聞くところによると夜咄の茶会は、冬場の夜に限って開く御茶会だそうです。

そういえば、確かミミズクは冬の季語。
ますます、それこそお誂え向き。

行灯や手燭等の火の明るさのみを頼りに、お客様の招き入れからお点前まで一切を行う、
寒い冬、暖かい灯火が何よりのおもてなしのお茶事。

お茶については全くの無作法者ですが、何だか、浮世離れしていて楽しそう。
いつか、覗いてみたいものです。

従業員R

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