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2014.11/28

仏教美術のよろこび    ロンドンギャラリー




会期終了間近なので、今なら人も少ないだろうと思い、気になっていたロンドンギャラリーの展覧会を拝見してきました。何度も伺っているのですが、入場する時はいつも緊張します。
入口から超一流店の雰囲気が漂ってきます。作品は一流品ばかりで、下手な美術館より凄かった。
又、無機質なケースや飾り方と違い、美しく飾られていて、まさしく美術品うっとりします。




MIHO美術館の根来展に出品され、すごいなぁ~と思っていた根来の瓶子にも再会でき、ビックリしました。収蔵者が気になっていたのですが、やはりロンドンギャラリーさんでしたかぁ~という感じで、落ち着きました。
お店の方にお願いして、瓶子を手にする事も出来、二重の喜びです。ロンドンギャラリーさんは店内の内装もすばらしいので、いつ見ても憧れてしまいます。
帰りに、今回の展覧会の図録を購入しましたがこれがまたすばらしい!! 写真が綺麗で本物により近い迫力です。
いつも図録はすばらしいのですが、今回は作品ごとに田島さんの解説があり、入手した思いや、感じ方などが書かれていたり表具の事や入手時の思いなど、生きた解説が書かれています。これは従来の学者の解説では味わえない新鮮な印象を受けると同時に、たいへんに参考になりました。
紹介が遅くなってしまい、会期は残りわずかですが図録だけでも数十倍の価値があります。


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