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2015.8/7

サントリー美術館  暑中見舞い



国宝 《曜変天目茶碗》 一口(部分)
中国・南宋時代12~13世紀
藤田美術館蔵
撮影: 三好和義
無断転載禁止

藤田美術館の至宝と題した展覧会がサントリー美術館で開催中です。
大阪の藤田美術館の収蔵品は教科書などにも多く掲載され有名ですが、拝見する機会となると現在の蔵を改造した美術館に行くしかありません。
初めて見たのは、数年前に大阪で歴史のある交換会の開催前に、その日だけ特別に開けてくださって拝見した時ですが、
名品ばかりで圧倒され、特にその日の来場者は同業者しかいないので、あちらこちらから歓喜の声とため息が入り乱れておりました。
蔵を改造した美術館も風情がありとても良かったのですが、展示作品の数には限りがありました。
今回、サントリー美術館の中、広く、明るい、最新の照明で拝見出来るとなると今から楽しみです。
この様な暑い時には美術館は最適です。



国宝 《仏功徳蒔絵経箱》
一合 平安時代 11世紀
藤田美術館蔵
撮影: 三好和義
無断転載禁止

詳細は以下ホームページをご覧ください。
サントリー美術館
「国宝曜変天目茶碗と日本の美」 9月27日まで開催 ※会期中展示替えあり
http://www.suntory.co.jp/sma/

このブログを最後に夏季休暇に入らせていただきます。この茹だるような暑さと湿気で体調管理もたいへんですが、皆様どうかご自愛ください。
最近は自然の猛威などにも注意が必要です。箱根などは噴火警戒レベルが上がり、ポーラ美術館などは一部展示作品の変更などをしたようですが、岡田美術館は通常通りの営業で琳派400年記念です。

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