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2014.1/25

鶏龍山窯

以前に韓国の学者が書いた李朝陶磁器の本を読んでいたら「日本人が鶏龍山、鶏龍山と声高く言う。日本人は本当に鶏龍山好きである。」と書かれていた。ここに三枚の皿の映像を載せていますが左側は私が思うに鶏龍山ではありません。    上の一枚が典型...

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2013.9/6

李朝文房図

  (御売約済み) 朝鮮民画と言われているものは朝鮮王朝の宮中画からの流れを汲むもので、文房図の中でも両班の書架を描いたものを冊巨里(サッコリ)と言い、この絵の中では書物を中心に文房具、生活用品、花瓶などが書架に並べられています。 ...

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2013.7/6

李朝鶏龍山片口

李朝鶏龍山片口  粉引き盃                 片口 売約済み 古美術の中でも特に酒器を好む人は多い。多分これは一番身近に使える事と、育てる楽しみがあるからだと思う。酒器の好みは人それぞれ違うけれど、誰もが欲しがる...

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2013.5/10

李朝鶏龍山徳利  李朝粉青盃

小さな蕾 7月号 広告品   酒器は身近で使って楽しめるので、たいへんに人気があります。私も気にいった商品が入荷すると、どうしても、仕覆や風呂敷などを整えたくなります。 なかなかこのように揃えても、販売価格には、反映さ...

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2013.4/5

李朝彫三島魚文扁壺

(御売約済み) 長い間、当店のコレクションに収まっていた、三島魚文偏壺が手元を離れることになった。 この作品は随分前に日本に入っており、古くは昭和8年の文明商会主催の朝鮮美術工芸展覧会図録に紹介され、その後、有名な古美術店や著名な...

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2013.2/18

コレクターの残照

縁あって、以前にブログで紹介した中川氏と親しくされていた方から、中川氏の蒐集の貴重な資料や、(座辺の李朝)の本の校正などを譲って頂きました。 (座辺の李朝)と言えば、サラリーマンコレクターとして、現在でも輝きを失わない李朝陶磁器のバイブルの...

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2013.2/11

李朝鉄砂龍文壺

鉄砂雲龍文壺  朝鮮時代 17世紀 高33.5cm 径38.5cm     ( 御売約済み )  別の物の購入で行った先でこの壺を見せられたのは昨年末。気になりつつも目前に韓国旅行が迫っていたので、取り敢えず旅行に出かけた。 旅行...

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2012.9/12

李朝雲鶴文六角瓶

H14.1cm W8.5cm X 9.5cm (ご売約済み) 六面取りされた胴部と、すっきりした頸部のバランスのとれた女性らしい雰囲気を漂わせた六角瓶で、19世紀に入って出現した器形です。肩には如意頭文帯を巡らせ、足袴でなんとも装飾的...

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2012.7/30

李朝初期白磁壺

(ご売約済み) 映像の李朝初期の白磁の壷が古美術の市場に出て来た。形や大きさは申し分ないのだけれど、随分汚れているのが気になる。ウブ味と言うより、汚ない汚れのようだ。競りにかかる前にこの汚れが落ちるかどうか思案した。市場などに時々出る初期の...

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2012.7/5

江戸ガラス(びいどろ)

江戸硝子蓋物(びいどろ) 随分前から公開されていた、『白磁の人』を見に行って来た。映画の感想はと言うと、もう少し演技力を身に付けた俳優さんに演じていただいたらなぁ~と言うのが正直な気持ちです。韓国の俳優さんは上手でしたが柳宗悦と浅川伯教...

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