Blog

2011.6/15

熊谷守一の書

五風十雨(ごふうじゅうう)五日に一度風が吹き、十日に一度雨が降る。 五穀豊穣、平穏無事、気候が穏やかで順調なことを意味する。 守一自身、一番好きな言葉だったらしいので、割合、数があるようです。 画伯の晩年、世話になった人に、...

More >


2011.6/13

蒔絵の勝虫

毎朝、開店前に香を焚きます。 焚くと言っても、香木からの本格的なものではなく お線香をぷつっと二つに折って、火をつけるだけ。 お香の香りがたつだけで、清々しい空間が生まれます。 その、ぷつっと二つに折る時が個人的に小さな占いに...

More >


2011.6/4

笹ユリ

毎年、このぐらいの時期になるとササユリが待ち遠しい。 今年も入荷の連絡をもらい、直ぐに行って見たが、花が大きい。一番好きなのは、姫ササユリですが主な生産地が福島らしく、今回の被災で入荷しないどころか、今後も無理かも知れないと聞かされ、改めて今...

More >


2011.5/26

李朝白磁水滴

豆腐と昔から言われている小さな水滴。 一番多く有りそうだが何故か少ない。 何故か? 李朝の陶工にも一番質素に思えたから? 儒教の精神には一番あっていると思うが…!? (個人収蔵品)...

More >


2011.5/25

李朝白磁に紫陽花

同業者のお嬢様より、頂いた紫陽花です。 李朝の白磁壺にさっそく活けてみました。 ...

More >


2011.5/23

東大寺二月堂焼経

織田信長の父、信秀が北野天満宮から菅原道真の 木像を勧請し、奉ったことに由来する万松寺。 万松寺は時代の中で場所を移り、名を変えて、 現在、名古屋三天神のひとつ「桜天神」として 合格祈願のお参りで人々に親しまれているそうです。 今日...

More >


2011.5/23

鎌倉国宝館

鎌倉国宝館へ行って来た。 素晴らしく、見応えのある美術館だがいつ行っても余り人が入っていない。 毎回思うことだが宣伝不足だと思う! 国宝級の作品がガラス越しでなく、直接、数センチまで近寄れる唯一の美術館です! 現在...

More >


2011.5/14

古書と古本屋

この仕事をしていると古本屋以上になります! 中には、今ではほとんど手に入らない物や驚くほど高価な物もあります! 最近はあまり骨董好き者の書いた物が少ない気がします。 本も沢山になると収集家は大変なので、 大事な資料...

More >


2011.5/3

好数者の伝世

コレクターから譲り受けた三島の硯と水滴が、当店のお客様に無事、離れる事なく、お買い上げ頂きました。 どちらも数の少ない物であり、美術館や図録以外でこれまで見た物は、贋物や後代の写し物ばかりでした。 前所有者は先に硯を買い、探し続けて数年後...

More >


2011.4/21

ハーブ&ドロシー

公務員夫婦のアート収集のドキュメンタリー映画。 「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」をやっと見ることができた。 昨年から小さな映画館で上映され、口コミで評判を呼び上映期間延長し続けてきた映画。 それがとうとう4月末までとなっ...

More >