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2016.1/23

金直し

長年、気にかかっていた金継ぎを始めてしばらくが経ちます。 仕覆もそうですが、黙々と作業するのが、案外、性格に合っているのでしょう。 金粉を蒔いた後の上に塗る仕上げまで、漆や漆を加えて作った下地を、 途中、多くて6回は塗らなくてはなら...

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2016.1/12

新年2016年度

(韓国国立中央博物館の庭にある新羅時代の石像) 本日より通常営業致しております。新年5日から韓国に行ってまいりました。梨花女子大学で開催中の展覧会をもう一度見たかった事が要因です。 HORIMアートセンター、リュウム、 湖厳、国立中央...

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2015.12/28

李朝 梅文面取り瓶

(撮影 菅野 康晴) 新潮社 青花の第四号に掲載頂きました面取りの瓶です。ご存知の方も多いと思いますが、座辺の李朝の著者でもある中川竹治氏旧蔵作品で、本の中でも紹介されております。 この瓶は高さが30cm以上ありますが側面には王維と李白の...

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2015.12/19

斑唐津 盃  更紗仕覆

(御売約済み) 工芸青花の第三号でも紹介されている斑唐津の盃です。仕覆裂はおまかせでお願いしたのですがこんなに良くしていただきました。 約一か月間、仕覆の出来上がりを待っていてくださったお客様に本日お見せしたところたい...

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2015.12/18

李朝白磁 伊万里市松文盃

李朝初期白磁徳利(売約済み)  市松文猪口(売約済み) やや灰色がかった李朝初期の徳利です。高麗時代からの流れで高台の作りなど、初期独特でまるで銅器をみるようです。市松文の猪口は人気商品で当店では入荷待ちという状況です。 この組み...

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2015.12/8

本日の床の間

李朝15世紀粉引壺 (売約済み)   水仙 李朝初期の粉青沙器の中で一番数の少ないものはやはり粉引です。映像の壺は水差しに丁度良い大きさのように思いますが今日は花器として使用しました。 凛とした水仙とのバランスがとても良いと思いますが...

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2015.12/5

益田漢東

以前、五島美術館で開催された益田鈍翁の美の世界展でこの裂が袱紗で展示されていました。 図録の解説文を読むとインドの支配階級が使用した(一説によると、インドの王が象の背に掛けたものと言い伝えられている。)19世紀制作のパトラといわ...

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2015.12/2

杉本 博司 趣味と芸術ー味占郷/今昔三部作

千葉市美術館で開催中の杉本博司 趣味と芸術―味占郷 今昔三部作を見に行きました。 杉本博司作品の海景シリーズに始まり、近年取り組んでいる建築や表装に至るまで、杉本芸術満載の展覧会です。各署名人を招待し杉本博司氏がしつらえた床の間の再現は杉本...

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2015.11/5

村上 隆  五百羅漢図展

内覧会の案内を頂き、森美術館で開催されている国内初の個展を見にいきました。圧倒的なスケールに驚かされ、言葉では言い表せないエネルギーをいただきました。 村上さん本人と知り合ったのは昨年の事ですが、村上作品を初めて見たのは20年程前にサザビー...

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2015.11/2

本日の応接間   LEE UFAN

(リーウーハン 李朝青花瓶 共に売約済み) 古美術と現代美術の組み合わせが大好きです。本日はリーウーハンの作品と李朝分院の青花の綺麗な瓶を飾ってみました。 ものと空間の空気が感じられ、すがすがしい気分です。...

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