• 小さき美しきもの
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blog_tubo
2011-1-31

明けましておめでとうございます。 昨年中は色々なお客様に本当にお世話になりました。  昨年末、ある壺が縁で、李朝のコレクターという方から 突然電話を頂いたので、早速うかがった時のことです。 挨拶もそこそこに、居間に並べられた沢山の品物を拝見したが、 どれも魅力的な物なので、そう褒めると、自分のこれ迄の 蒐集歴を懐かしむかのように話し始め、又、時々奥様の…

c8
2010-12-31

時間が経つのは早く、すっかり年の暮れ。 もっと早くご紹介するはずだった京都の写真をご紹介します。 混雑する京都市内を避け、京都郊外と滋賀を巡った。 まず、滋賀県の「大津市歴史博物館」 当時は「大津国宝への旅」展を開催しており、 図録などで見た事のある、平安時代の金銅経箱がそっと展示されていた。 図録では華やかに存在を誇示しているかに思えたが 実物は思った…

2010-11-13

急に冷え込んだ今月中旬に、社内で京都に方面に行って来ました。 京都が主な開催地であった一つの交換会が幕を降ろすことになり そこにまだ行ったことの無かった自分を、連れて行って下さったの が主な目的でした。 仏教美術専門のその会は歴史のある会で、 会場内のかなりご年配の業者さん方が 「終わりですねぇ」 「そうですねぇ」 と静かに語り合っておられて、会主側の方だ…

blog_kanson02
2010-10-31

年にたった2回だけ、不定期にオープンする・・・ 韓国にそんな美術館があります。 「澗松(カンソン)美術館」は ソウル中心部から北東に位置します。 常設展示がなく、年に2回、5月と10月の2週間だけ 企画展示で開放される韓国初の民間美術館です。 創設者は全蛍弼(チョン・ヒョンピル) 氏。 大富豪の次男坊で、その号である「澗松」から 命名されました。 韓国美術の海外流…

blog_ojyoumu
2010-5-28

お店の応接間に大聖武の軸を掛け、李朝白磁の俵壺に 花を入れ、唐津の茶碗に抹茶を入れ、ポットから湯をだして一服 これって作法から言ったら目茶苦茶なんだろうなぁ~ などと思いながらも、気分はいい。 骨董屋もコレクターと同じで、気に入ったものが 手に入るとすぐに楽しみたくなる。 この軸は大聖武と言い、元東大寺伝来の重宝であったことから 聖武天皇筆と伝えられ、特…

2010-4-14

青山を訪れると、きまってお店に立ち寄って下さるお客様が、 今日は文庫本を携えていらっしゃいました。 たまたまその時は店主が留守にしていたので 器のことや、その器に活ける花のことなど 色々とお話をうかがっていると、 「この本を知っていますか?」と 手にしていた文庫本を紹介して下さいました。 白磁のことでちょうどひとりごとを更新したばかりでしたし、 何か運命的…

tama
2010-2-10

 先日、昨年暮れから年始にかけて、録画したままになっていたものを やっと見ました。 その中の一つがTBSで放送された 「唐招提寺1200年の謎 天平を駆けぬけた男と女たち」    昨年、大改修を終えた唐招提寺のその途中経過のドキュメントと、 鑑真和上が、唐から海を越え渡来しその死後、 唐招提寺が建つまでのドラマの二部構成。 恥ずかしながら、子供の頃は、歴史が得意では…

syashin3-2
2010-1-31

加登さんと仕覆のお稽古に通い始めて、2年以上が過ぎました。 今月は、年明け初のお稽古でしたので、いつもの仕覆制作ではなく 卯槌という掛香袋を教えて頂きました。 本来、卯槌(うづち)とは、 平安時代、お正月の初の卯の日に邪気払いとして 桃材を長さ三寸、一面一寸四方の柱状にし縦に穴をあけ、 五色の飾り糸を十五筋、五尺ばかり垂らし、 御座の西南の柱に掛けたものだ…

比叡山
2009-11-15

11月になり、急激に冬が到来したようです。 京都市内もまもなく紅葉が見頃です。 関西での仕事のおかげで、 はからずも京都を案内してもらえる機会に恵まれ、 今回は近江方面、特に比叡山を見てきました。 木枯らしや初雪が各地で観測される厳寒のみぎり、 雨と霧に包まれた比叡山は静まりかえり、山の空気も張りつめていました。 比叡山といえば延暦寺。 学校でそう習いましたか…

湖林美術館
2009-9-30

3回目の韓国研修に行ってまいりました。 1回目はソウル。2回目は釜山から慶州。今回はまたソウル市内の美術館と骨董街を巡る旅となりました。 1回目は初めてでしたので、地理もわからずひたすらガイドブックを頼りに 歩き、2回目は大雨台風の釜山でいずれも楽しいながらも…でしたが、今回は、 天候にも恵まれ、地理の距離感もおおよそ掴めていたので快適に過ごすこと…

2009-7-31

主人から「利休にたずねよ」という本を紹介されました。 軍略家、政治家・・・歴史に登場する英雄たちは 魅力的な人物ばかりなので、 学生の頃から私は歴史科目が大好きでした。 しかし私にとって、そんな英雄たちの中で とくに人物像がはっきりしない英雄、それが「利休」でした。 利休の断片的なエピソードをいくつか知ってはいたものの、 「美しいものに鋭敏な感性をもった…

2009-4-1

20数年前の話になるが、年に数回イギリスに買付に行っていた頃の話。 その頃のロンドンは、商品も豊富で、まだ暗いうちから 朝市が市内の所々で開催されていました。 そのマーケットに誰よりも早く出向き、 掘り出し物を見つけようと懐中電灯を片手に物色した時、 黒いコーヒーカップを見つけ、値を聞くと、たしか、50ポンドとの事。 その頃は一ポンド500円位ですから、25000円。 …